はじめに
はじめてキャットフード売り場に行ったとき、「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…」と感じたことはありませんか?
猫の健康にとって、日々食べるごはん=キャットフードはとても重要な存在。
でも、年齢や体質に合っていないフードを選ぶと、食べてくれなかったり体調を崩してしまうこともあります。
この記事では、初心者さん向けに「キャットフードの基本」と「おすすめブランド」をやさしく解説します🐾
キャットフードの種類を知ろう
まずは、キャットフードの種類をざっくり押さえておきましょう。
🥣 ドライフード(カリカリ)
- 一般的で扱いやすく、保存もラク
- 歯ごたえがあるため、歯石予防にもつながる
- 水分が少ないので、別途お水はしっかりと!
🥫 ウェットフード(缶詰・パウチ)
- 香りが強く、食いつきが良い
- 水分を多く含み、食欲が落ちたときにも◎
- 常温保存ができない&コスパがやや高め
📋 総合栄養食 vs 一般食
- 総合栄養食:これだけで必要な栄養が摂れる主食
- 一般食/おかず/おやつ:トッピングや間食用。主食には向かない
🐱 年齢別(ライフステージ)
- 子猫用(キトン):成長期に必要な栄養たっぷり
- 成猫用:バランス重視、活動量に応じたカロリー設定
- シニア用:低カロリー&消化に配慮された設計
キャットフードを選ぶときの5つのポイント
① 年齢・体質に合っているか
年齢によって必要な栄養は異なります。
アレルギーや尿路結石などの体質も考慮すると、より適切なフード選びができます。
② 栄養バランス(基準を満たしているか)
「AAFCO基準」など、栄養バランスがしっかり整っているかをチェック。
パッケージに「総合栄養食」と明記されていれば基本OKです。
③ 食いつきの良さ
いくら栄養がよくても、猫が食べてくれなければ意味がありません。
口コミやレビューを参考に、「好き嫌いが少ない」と言われるフードから試すのがおすすめ。
④ 添加物や原材料の安全性
人工着色料や保存料の有無、主原料に「○○ミール」などが使われているかを気にする人も多いです。
主原料が「チキン」や「まぐろ」など具体的に書かれているものが安心。
⑤ 続けやすい価格帯
どんなに良いフードでも、長く続けられなければ意味がありません。
1ヶ月あたりのコストも確認しながら、自分の生活に合うものを選びましょう。
初心者におすすめのフードブランド3選
ここでは、初心者が安心して選べる実績のあるフードブランドを紹介します。
✅ 1. モンプチ ボックス 7種のブレンド(ドライ)
- 香りがよく、初めてでも食いつきが抜群
- 小分けパックで鮮度キープ&与えすぎ防止にも◎
- ドライとウェットのバランスがよく、初心者に人気

✅ 2. ピュリナワンキャット ドライ(ドライ)
- 獣医師も推奨する安心ブランド
- AAFCO基準を満たした総合栄養食
- コスパが良く、続けやすい価格帯

✅ 3. ロイヤルカナン インドア27(室内猫用)
- 室内猫向けに設計された消化ケアフード
- 年齢・体重・体質別に細かいラインが揃っていて選びやすい
- 動物病院でも扱われる信頼のブランド
よくある質問:キャットフードQ&A
Q. 子猫用と成猫用の違いは?
→ 子猫用は成長に必要なカロリー・たんぱく質が多め。1歳を過ぎたら成猫用に切り替えを。
Q. フードを急に変えても大丈夫?
→ 急な切り替えはお腹を壊すことも。1週間ほどかけて徐々に混ぜていくのが◎
Q. フードはどう保存すればいい?
→ ドライフードは密閉容器に。ウェットフードは開封後すぐ冷蔵&早めに使い切ること。
まとめ
キャットフード選びは、猫の健康に直結する大切なポイント。
迷ったら「総合栄養食」「信頼できるブランド」「猫が食べてくれるもの」の3つを基準に選びましょう。
まずは定番のフードから始めて、猫ちゃんの好みに合わせて少しずつ調整していけばOKです。
「ねこびよりガイド」では、これからも初心者向けの猫情報をやさしくお届けしていきます🐱