涼しくなってくると、おいしい秋の味覚が食卓に並ぶ季節ですね🍂
ぶどう、栗、さつまいも、きのこ…つい猫にも「ちょっとだけ」とあげたくなる気持ち、よ〜くわかります。でも、ちょっと待ってください⚠️
実は、秋の味覚のなかには猫にとって危険なものも多いのです。知らずに与えると、中毒を起こしたり、体調を崩してしまうことも…。
そこで今回は、秋に気をつけたいNG食材リストと、その理由についてやさしく解説します。
1. ぶどう・レーズン|腎不全を起こす危険あり
「少しくらい大丈夫?」と思いがちですが、ぶどうとレーズンは猫にとって非常に危険です。摂取量にかかわらず、急性腎不全を引き起こす可能性があるとされています。
具体的な中毒のメカニズムは解明されていませんが、症状としては以下のようなものが見られることがあります:
- 食欲不振
- 嘔吐
- 下痢
- 脱水
- 無気力
「一粒だけでもダメ」と覚えておくのが安心です。
2. 栗・さつまいも|食べすぎはNG!消化不良や下痢の原因に
栗やさつまいもは、糖分が多くて猫の消化器官には負担がかかる食材です。
少量なら絶対NGではありませんが、
- 消化しにくい
- 食物繊維が多すぎる
- 喉につまらせる危険がある
といった理由から、できれば与えないのがベター。特に甘く味付けされた栗きんとんや大学いもは、糖分・油分の摂りすぎにつながるためNGです。
3. きのこ類|種類によっては毒性あり
しいたけやしめじなど、一般的な食用きのこは人間には安全でも、猫には必ずしも安心とは限りません。
中には、神経系に作用する毒をもつきのこもあり、以下のような症状を引き起こす恐れがあります:
- よだれ
- 嘔吐
- ふらつき
- けいれん など
また、生のきのこは特に消化に悪く、腸内トラブルの原因にもなります。
4. 柿・りんごの種|意外と見落としがちなNG部分
果物のなかでも柿やりんごは、「猫も好きそう」と思ってしまいがち。でも種や芯の部分には注意が必要です。
特にりんごの種には少量でも中毒を起こす「アミグダリン」という成分が含まれています。
果肉を少量舐める程度なら問題ないこともありますが、「猫用」としては与えないのが安心です。
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まとめ|秋の味覚は猫にとって必ずしも“ごちそう”ではない
秋はおいしいものがたくさん。
でも猫にとっては、少量でも命にかかわる食材があることを忘れないようにしましょう。
「これくらいなら大丈夫かな?」と思ったときは、あげない選択が正解です。
今日からでもできる対策で、大切な猫ちゃんと安全な秋を過ごしてくださいね🌰🍂